VMDのお話: BARNEYS NEWYORK銀座店で思うこと

バーニーズ2Fの後方フロア。

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テーブル什器を用いたVMD。ここにはスカートとトップスが1品番・各2色ずつ、計4つのアイテムのみが置かれている状態です。
テーブルの上がシンプルだと売り手側のメッセージが伝わりやすいし、あれも足してこれも足して…と商品提案を複雑化するよりも、このくらいの物量の方が着用イメージもつきやすくなる。そうすると、お客様も迷わなくて済みます。

このようにテーブル什器を用いた商品展開、個人的には好きです。お畳みの仕方や配置、物量でテーブル上の景観は全く違うものになるし、ださくなったり、意味不明になるのもよくあることなのですがその難しさから逃げず、妥協を許さないことが大切。笑

そして後方にズラッと並ぶトルソー達。
こういう訴求の仕方も好きで、私がフロアを作る時はメインDPにトルソーを3体以上使いたいと依頼することもありました。全て違うコーディネートを組むこともありますし、同じ品番で色違いのものを着せて並べることもある。
上述の理論だと、お客様を迷わせない?というお声もありそうですが、トルソーになるとよりリアルにイメージがつきやすいので、自然と好みのトルソーに注目し、インスパイアされるものです。数並べればoutfit提案の幅も広がるのですが、+αで何かを持ち帰ってもらいたいという願いも込めています。必ずしもモノである必要はなくて。新たなインスピレーションなど。

SALEの独特の雰囲気があんまり好きではないので訪れる予定はありませんでしたが、思いがけず学びがあり、立ち寄ってみて良かった。

猫川舐子

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