愛すべき弟②

私と弟との間には10年以上前から微妙な溝があり、弟が私に話しかけてくることは今でもあまりありませんが、今日は外で空調を気にする私に「上着を使う?」と声をかけてくれて私はとても嬉しかった。
そんなことで、と思われるかもしれませんが、弟との距離を感じて以来、少しでもそれを埋めようとしてきたので、弟と会話ができることは、私にとってはいつでも大きな進歩なのです。

なので今日は、弟に色々質問をしてみた。今大学院で学んでいること、(そんなことすらも知らないので…)就職活動のこと、夢見ていること…などなど。
弟の話を踏まえたうえで、私からは、企業の駒としての一員になるのではなく、あなたがメディアになりなさい。今この瞬間の感性は、見過ごさず今のうちに蓄積しておきなさい。…みたいなことを偉そうに言いました。笑
彼がそれを私に求めていたかどうかは分かりません。

弟が私に教えてくれたのは、村上春樹の作品が苦手だという私に「確かに村上春樹の作風は独特で、苦手な人は苦手だろうけど、彼は世界的作家であり、またそうなった所以が必ずあるので、そういう背景を鑑み、紐解きながら読めば意外と面白く読めると思う」ということ。(弟はハルキストではないです。)

勿論それも参考にしたいのだけど、物事や人について決して表面的なところで判断せず、深く掘り下げて多角的に分析する姿勢に私はいつも感心するのです。
尊敬しているところであり、見習わないといけないな…と。

毎日会話がなくても、これからもたまにこんなお話ができたらなーと思っています。

私は弟を溺愛しています。

猫川舐子

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